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引っ越しのクレーンを使うのはどんなとき?  クレーンを使ったときの費用と注意すること 

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こんにちは、ながれだあかねです。引っ越しで大きな家具や家電を搬入するとき、玄関口や通路を通れないことがあるかもしれません。まだ使える家具や家電が、搬入できないために廃棄することになったら嫌ですよね。そんなとき活躍するのが「引っ越しのクレーン」なんです。

 

目次▼

❶引っ越しのクレーンを使うのはどんなとき?

❷クレーンを使ったときの料金はどれくらい?

❸クレーンが使えないときはどうする?

 

 

 

 

 

❶引っ越しのクレーンを使うのはどんなとき?

 

 

クレーンは、玄関口から搬入できない大きくて重い荷物を運ぶ際に、ベランダの窓から搬入出するために使われるよ

 

<こんな状況で、クレーンは大活躍!>

重量のある荷物を2階以上に運び入れるとき

玄関や部屋のドアより荷物が大きいとき

マンションの外階段が急なとき

エレベーターがない・狭いとき

物件や部屋の通路が狭いとき

 

<クレーンを使える車の大きさは?>

ユニック車:小型のクレーンがついたトラックのこと。一番小さなサイズでも、全幅2メートル・全長8メートルほどはある。さらに転倒防止のためのアウトリガーを最大にはると4mほどにもなる。

ラフタークレーン:ラフタータイプの50tクレーンのサイズは、全幅3メートル、全長12,5メートルもある。工事現場や建物の解体の場面でよく見かけるクレーン車である。

 

 

<クレーンを設置する際の注意点>

クレーンを設置する際は、搬入する窓の位置に横付けできるスペースが必要になる。広い道路に面していないと、クレーンの設置は難しいのだ。

 

 

次ページ ▶︎ | クレーンを使ったときの料金はどれくらい? 

❷クレーンを使ったときの料金はどれくらい?

 

 クレーンを使うと、通常の引っ越し作業に費用が加算されるよ

 

 

手吊り作業/18.000円〜(税抜き) ※吊り作業のみ

2トンユニック(〜3点まで、2Fまで)/20,000円〜 ※吊り作業のみ

2トンユニック(3F以上、4点以降)/各+5,000円   ※吊り作業のみ

2トンユニック(1点、2F設置込み)その他別途見積もり/22,000円~  ※吊り作業のみ

 ムービングエス公式HPより引用 

 

ユニック車であれば、3階までは吊り上げることが可能。もし新居が10階で、10階へ吊り上げとなると50tクレーンが必要になる。すると引っ越し費用とは別に何十万円と加算されることも珍しくない!

高い階に引っ越すなら、クレーンを使わずにエレベーターに入るサイズの家具を買い直す方が安くなりそうだね!

 

 

 

❸クレーンが使えないときはどうする?

 

 

立地条件でユニック車を止められないときや、窓の向きや大きさによってクレーンを利用できない場合はどうするの?

そんなときは人力で荷物をベランダや窓から運ぶ「手吊り作業」という方法もある!

「手吊り作業」ってなに?

クレーン車を使わずに作業員だけで荷物を持ち上げる人力作業だ。玄関から運び入れられないし、クレーン車が設置できない場合に行う。傷がつかないように養生し、ロープやベルトを使って引き上げる。ただし、手吊りの場合は人力で持ち上げるため重すぎる家具は搬入できない。また階数が高いと搬入できない。グランドピアノなどを運ぶときは、専門業者に依頼して分解しから運ぶという方法もある。

 

 いかがでしたか? 大きな家具や家電がある場合は、新居に入る大きさであるのか、あらかじめ確認しておくと安心ですね。クレーンを使って運び入れる場面は、あまり目にすることがないので・・・ちょっと見てみたいなあ。  

 

(絵・文/ながれだあかね)

 

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